| ○講義概要 |
ナザレのイエスを核とした宗教運動は,ユダヤ教内部から発生してきた。つまり,第二神殿時代のユダヤ教の影響を強く受けている。さらに,キリスト教として発展する際,周囲のローマ文化との受容・拒絶を繰り返している。本講では,第二神殿時代のユダヤ教と,一世紀前後のローマ帝国の文化を理解し,聖書を勉強するために必要な知識を身につける。
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| ○評価方法 |
授業参画(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(40%)、小テスト等(30%) 毎回の小テスト,グループによる発表,学期末試験をほぼ1/3ずつの割合で採点し,総合評価を決定。
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| ○テキスト |
E.ローゼ『新約聖書の周辺世界』 日本基督教団出版局 授業中に配布するプリント
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| ○授業計画 |
| 1 | 4月13日 イントロダクション |
| 2 | 4月20日 ペルシア・アレクサンドロス大王・エジプトの支配下のパレスチナ |
| 3 | 4月27日 シリア支配とマカベア闘争・ハスモン王朝 |
| 4 | 5月11日 休講 |
| 5 | 5月18日 ローマ支配下のパレスチナ・ユダヤ戦争・ハルコクバの反乱 |
| 6 | 5月25日 黙示思想 |
| 7 | 6月1日 サドカイ派とパリサイ派 |
| 8 | 6月8日 ゼロータイと律法学者 |
| 9 | 6月15日 エッセネ派・テラペウタイ・クムラン |
| 10 | 6月22日 ヘレニズム世界におけるディアスポラ・セプトゥアギンタ |
| 11 | 6月29日 アレクサンドリアのフィロン・ヨセフス |
| 12 | 7月6日 パレスチナとディアスポラ・エルサレム神殿祭儀、シナゴーグ・聖書/律法/伝承・神と人間・未来における救済 |
| 13 | 7月13日 口頭試問 |
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By:上智大学学事部学務課
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