○講義概要 |
ヨーロッパの地域的な特徴を学習することを通じて,地理学の基本的な見方と地誌学の位置づけを理解する。「ヨーロッパ」は近・現代の長期にわたり世界規模において社会・文化・経済的に重要な位置を占めてきたが,「ヨーロッパ」は強固な空間的・社会的実在として継続したわけではなく,長い年月をかけて形成された文化的・社会的統一体といえる。本講義では,ヨーロッパにみられる多様性と統一性を自然環境や社会・経済特性に基づいて明らかにする。
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○評価方法 |
出席状況(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(70%) 不定期に出席確認としてリアクションペーパーを求める(回数4~5回)。
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○テキスト |
特定のテキストは用いない。『ただし,理解を助けるために毎回地図帳(中学・高校で利用したものでよい)を持参することが望ましい。』
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○授業計画 |
1 | ガイダンス:地理学の見方 |
2 | 『ヨーロッパ』の成立 |
3 | ヨーロッパの自然環境 |
4 | 環境破壊と保全 |
5 | 言語・民族・宗教 |
6 | EU以前の国民国家と産業立地 |
7 | EUの成立と空間構造の変容1 |
8 | EUの成立と空間構造の変容2 |
9 | ドイツの都市群システム |
10 | ドイツにおける『都市』の成立 |
11 | ドイツにおける都市内部構造1 |
12 | ドイツにおける都市内部構造2 |
13 | まとめ(試験) |
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By:上智大学学事部学務課
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