2005年度上智大学シラバス

◆英文学概説 - (通)
武岡 由樹子
○講義概要
シェイクスピアの劇作品をいくつか取り上げる。作品のあらすじを理解してから、いくつかの場面について原文に触れ、テーマに基づいて作品を考察していきたい。映画化された作品の比較、シェイクスピアの基礎知識も交えながら進めていく。シェイクスピアを教材に、英文解釈や発表・表現の能力、思考力を総合的に養成したい。最初は、Romeo and Julietを予定。
○評価方法
出席状況(15%)、授業参画(15%)、レポート(20%)
授業内発表(2回)各25%
○テキスト
開講時に指示
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1Introduction(Romeo and JulietのPrologue:scansionから分かること)
2Romeo and Juliet:sonnet形式について(R&Jの出会いの場面)
映画化作品でのopeningn sceneの比較
3Romeo and Juliet:あらすじ確認・原文鑑賞(1)
4Romeo and Juliet:あらすじ確認・原文鑑賞(2)
5Shakespeare:人と作品について
6Shakespeare:人と作品について(QuartoとFolio版について)
7自由発表(1)
8自由発表(2)
9自由発表(3)
10Hamlet:あらすじ確認・原文鑑賞(1)
11Hamlet:あらすじ確認・原文鑑賞(2)
12Hamlet:“To be or not to be”解説と聴き比べ・ビデオ比較・まとめ
13まとめ・後期担当決め
14※後期はTwelfth Night 他を取り上げ、前期と同様の形式で進めていく。名優による有名スピーチを鑑賞・比較したり、各自好きな名スピーチを選んで朗読したり、特定の場面をグループで発表するなど、さまざまな試みをしてみたい。

  

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