2005年度上智大学シラバス

◆工業科教育法Ⅱ - (後)
井口 茂
○講義概要
これまでの日本の優れた教育と教育改革の方向を踏まえ,望ましい教師像をマイクロティーチングを通して学習する。その際,ビデオカメラレコーダーやパソコンを用いての教材作りやプレゼンテーション技術の向上を図る。さらに,平成15年度から「工業技術基礎」ではじめて取り上げられている「特許・実用新案等」のいわゆる「産業財産権」や著作権についても学ぶ。授業は視聴覚機材を活用して学生が主体的に展開する。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(20%)、レポート(20%)、小テスト等(20%)
マイクロティーチング(短時間の授業試行)20%
○テキスト
文部科学省『高等学校学習指導要領』 平成11年3月
○参考書
大村 智,井口 茂篭原裕明,加藤光夫,祇園尚甫,澤井啓史,杉村純子,津久井照保,松山孝基,他『産業財産権標準テキスト(特許編)』(社)発明協会 平成17年3月
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
110/3
自己紹介、日本の教育の変遷と産業の進展、ビデオ機器の扱い
210/17
教育改革の現状とその方向、ビデオ機器の扱い
310/24
工業教育の現状と魅力ある教育、プレゼンテーション技術
410/31
学習指導要領の変遷とその特色、ビデオ・CD教材の作成
511/7
指導案の作成、年間指導計画、ビデオ・CD教材の作成
611/14
マイクロティーチングの実施、授業改善の方法
711/21
マイクロティーチングの実施、授業改善視点表の作成
811/28
マイクロティーチングの実施、授業の内容分析
912/5
「工業技術基礎」における特許等の指導の在り方
1012/12
「工業技術基礎」指導案の作成、年間指導計画
1112/19
「課題研究」における特許等の指導の在り方
121/16
「課題研究」指導案の作成、年間指導計画
131/19
望ましい工業教育の在り方、まとめ

  

Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課