2005年度上智大学シラバス

◆社会科教育法 - (後)
兼田 信一郎
○講義概要
本講義は、中学社会科(地理・歴史・公民)の教育活動が現在どのように行われていて、いかなる問題をかかえているのか、そして社会科の授業はどうあるべきかといったことを、現場の状況の紹介や受講生の模擬授業を通じて考えていく。
前半は現場の様子や教案の作成の仕方などを講義形式で紹介し、後半は受講生に模擬授業を行ってもらう。受講者には毎回教案を作成し提出してもらう。
○評価方法
出席状況、授業参画、リアクションペーパー、レポート
講義の際は出欠票で出席をとり、模擬授業のときは毎回提出してもらう教案(書式指定)を出席票の代わりとする。教案は授業の最初に提出してもらう。教案はA・B・Cの3段階で評価する。その評価(教案は最低6回)と学期末のレポートの評価(A~D)および講義の際の出欠状況を総合して評価をする。リアクションペーパーも教案と共に評価の参考資料となる場合もある
○テキスト
『中学校学習指導要領(文部科学省告示)』 財務省印刷局
○必要な外国語
特になし
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション
2私立中学校の現場から見た「現代日本の中学校・中学生」
3中学校学習指導要領解説 (総則・社会科・総合学習)
4中学校社会科の教育活動に求められるもの
教案の作成1
5教案の作成2(プリント作成など)
中学校の授業の展開の仕方
6定期試験の作成
家庭学習の指導
7学習評価をめぐる諸問題
8模擬授業(地理1)
9模擬授業(地理2)
10模擬授業(歴史1)
11模擬授業(歴史2)
12模擬授業(公民1)
13模擬授業(公民2)

  

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