○講義概要 |
今日世界規模のテロリストの脅威により人類の直面している平和をテーマに、平和な世界構築のために必要な基本的な事柄を扱いながら、人間の尊厳についての理解を深め、演習を通して学校でかかわる生徒たちが、紛争で苦しむ人々への感受性を養い、人間として成長成熟していくとはどういうことかを一緒に考えたい。 受講希望者が48名を超える場合は4,3年生の順に優先して抽選。初回の授業へは必ず出席のこと。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(40%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(40%)
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○テキスト |
岡本三夫、横山正樹編『平和学の現在』 法律文化社、1999年
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○参考書 |
ヨハン・ガルトゥング、藤田明史『ヨハン・ガルトゥング平和学入門』法律文化社、2003年
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○授業計画 |
1 | 導入(人間の尊厳/人間の基本的ニーズ) |
2 | 導入(民族紛争から) |
3 | ヒロシマ・ナガサキ(以下各回学生たちのグループ発表) |
4 | 沖縄 |
5 | 日本のアジア侵略/ホロコースト |
6 | 平和とは何か。直接的暴力(消極的平和)、構造的暴力(積極的平和) |
7 | 積極的平和/人間の安全保障 |
8 | 正戦論と非暴力 |
9 | テロリズム |
10 | 民族紛争 |
11 | 紛争の転換(トランセンド) |
12 | 和解と社会的公正 |
13 | 平和を実現する人々 |
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By:上智大学学事部学務課
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