2005年度上智大学シラバス

◆教職概論 - (後)
佐々木 慶照
○講義概要
教職課程で何を学ぶか,教育とは何か,学校は何をするところか,教師の役割とは何かを問いかけていきたい。教育の思想の歴史と日本の学校教育の経緯をたどることによって,今日の学校教育の問題点を考察していく。生徒たちが喜びと感動のうちに学び,成長していく学校,教師が情熱をそそぐことのできる教育は,どのようにしたら可能なのだろうか。
○評価方法
授業時における数回の課題(まとめと感想),および最終のレポートによって評価する。
○参考書
村井実『人間のための教育―閉鎖性から開放性へ―』東洋館出版社、1997年
村井実『教育の思想(上)(下)』東洋館出版社、1993年
佐々木慶照『「学校」は「教育」によってつくられていく』サンパウロ  2004年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1教職課程の説明。何をどう学ぶか。
2いま、学校は。いま、教育は。
3教育の思想の歴史を通して、教育とは何かを問う。
              _教育の発生、古代
4    〃         _中世
5    〃         _近代
6日本の学校教育の歴史を通して、問題点を問う。
              _明治
7    〃         _戦前
8    〃         _戦後
9教職の領域_学習指導
10  〃  _生徒指導
11  〃  _学校運営
12人間主義の教育と現実主義の教育
13望まれる教師像

  

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