| ○講義概要 |
外界からの刺激をどのように認識,反応しているかの基本的理解を前提として,この講義では,心の個人差と環境や社会的文脈との相互作用のあり方を紹介します。心理学は,この相互作用をどのように捉えているでしょうか?様々な立場から検討していきたいと思います。
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| ○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(60%) 出席点,平常点,試験点によります。リアクションペーパーやアンケートへの積極的回答を期待します。
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| ○参考書 |
アトキンソン, R. L.ら『ヒルガードの心理学』ブレーン出版 2002年 無藤 隆・森 敏昭・遠藤由美・玉瀬耕治『心理学』有斐閣 長谷川寿一ら『はじめて出会う心理学』有斐閣アルマ 2000年
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| ○授業計画 |
| 1 | オリエンテーション |
| 2 | こころの進化:動物としての人間 |
| 3 | 他者からの影響:人に囲まれて生きるとは |
| 4 | こころと社会:協調とそのための道具 |
| 5 | 対人認知:我々は人をどう見ているのか |
| 6 | 集団間認知の問題:我々とあの人たち |
| 7 | 個人差の査定:心を測るには |
| 8 | 知能:「頭がよい」とはどういうことか |
| 9 | 性格①:性格の「構造論」に触れる |
| 10 | 性格②:その人らしさをもたらすもの |
| 11 | こころの発達:赤ちゃんとその周囲との関わり |
| 12 | ライフサイクルと青年期:一生発達する存在として |
| 13 | まとめ:遺伝と環境の関わり |
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By:上智大学学事部学務課
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