2005年度上智大学シラバス

◆心理学ⅠA - (前)
林 真一郎
○講義概要
キーワードは「クリティカルに考える」である。すなわち、安易な思考停止をせず、心理学の考え方をベースに明確な根拠に基づいて主体的に考え続ける姿勢を体得することが目的である。原因の帰属、マインドコントロール、意思決定、逆境の心理学といったテーマを取り上げ、講義、グループワーク、ディスカッションを行う予定である。
○評価方法
1.出席(約4割)+レポート(約6割。しめきり厳守)で100点満点に換算して評価する。
2.出席は、リアクションペーパー(当日提出)を書く形により「ぬきうち」で数回行う。
3.休憩時間はとらない。可能なかぎり早目に終わるようにする。
4.私語等受講を妨害する行為には厳しく対処する。事実が認められた場合に「履修放棄」とする。
単位が修得できないケースは2つである。すなわち、
(1)採点が60点に満たなかった場合(2)「履修放棄」となった場合
である。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
14月12日 オリエンテーション・心理学とは
24月19日 critilicalな思考とは
34月26日 原因の帰属
45月10日 自分自身を見直す
55月17日 他人の行動を説明する
65月24日 良い議論と悪い議論①
75月31日 良い議論と悪い議論②
86月7日 意思決定
96月14日 マインド・コントロール
106月21日 超常現象について考える
116月28日 自殺の心理
127月5日 逆境の心理学
137月12日 まとめ
14(注)日程やテーマが変わることがあります。

  

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