○講義概要 |
人間を理解するために必要な心理学の基礎を講義する。この講義では、心理学の初歩として、人の行動を客観的に分析、理解することができるよう、現代心理学の科学的な研究方法から得た知見を学び、人間の行動を客観的に理解することができるようにしたい。履修する学生は、人間の行動について興味を持ち、客観的に捉えようとする態度が必要である。
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○評価方法 |
出席状況(5%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(25%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
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○テキスト |
金子尚弘・神田信彦・倉澤寿之『最後まで読める心理学』 ブレーン出版
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○授業計画 |
1 | 心理学史の概略。 |
2 | 現代心理学の課題と方法。 |
3 | 行動の生物学的基礎。 |
4 | 心理学と中枢神経系:中枢神経系の構造と機能について。 |
5 | 感覚:感覚器官の構造と機能。 |
6 | 知覚:知覚の諸現象、錯覚、視覚情報処理について。 |
7 | 動機づけ:行動が発現するメカニズムにおける生得的、社会的側面について。 |
8 | 情動:情動の理論、情動と動機づけ。 |
9 | 学習①:生後早い時期における初期の学習、条件づけなどについて。 |
10 | 学習②:オペラント条件づけと行動の獲得、修正について。 |
11 | 記憶:記憶研究の方法や、記憶のメカニズムについて。 |
12 | 人間の発達:成熟、発達および社会的学習について。 |
13 | 心理学の応用分野:教育、療育、職場、人間関係。 |
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By:上智大学学事部学務課
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