◆生命のしくみ-酵素より考える-Ⅱ - (後)
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小林 健一郎
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○講義概要 |
「生命のしくみ—酵素より考える—I」では,生命活動の担い手(=タンパク質分子)の代表である酵素について学習しました。この講義では,体の調和が保たれるように酵素の働きを調節するしくみとして,ホルモンを取り上げます。また,皮膚のコラーゲン,血液の抗体など酵素以外のタンパク質の働きを学びます。最後に,タンパク質分子の進化について考えます。
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○評価方法 |
レポート(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%) 期末試験とレポートの成績に,出席を加味して評価します。
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○授業計画 |
1 | はじめに:酵素の働きと生命活動 |
2 | ホルモン−1:ホルモンを介した体内の細胞同士のコミュニケーション |
3 | ホルモン−2:ヒトのホルモン |
4 | ホルモン−3:ホルモンに応答した細胞活動の変化 |
5 | ホルモン−4:動物のホルモン |
6 | ケラチンとコラーゲン:皮膚と毛髪のタンパク質繊維 |
7 | ABO式血液型:血液型物質を作る酵素とその遺伝子 |
8 | 分子進化−1:生物の進化と自然選択説 |
9 | 分子進化−2:タンパク質・核酸の進化と、分子進化の中立説 |
10 | 分子進化−3:生物の進化と分子の進化の関係 |
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By:上智大学学事部学務課
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