2005年度上智大学シラバス

◆序説国際関係論Ⅱ - (後)
草野 大希
○講義概要
本講義では、主としてアメリカにおける国際関係論の主要理論、(ネオ)リアリズム、(ネオ)リベラリズム、コンストラクティビズムを解説し、それぞれの意味、ならびにそれらの相互関係について考える。その上で、これらの理論が提起する論理が、現実の国際関係や大国(主にアメリカ)の対外政策、ならびに国際秩序形成においてどのように作用しているのかを考察する。これらを通して、国際関係を分析的かつ複眼的に把握する能力の習得を目指す。
○評価方法
後期学期末試験(定期試験期間中)(100%)
○参考書
講義の際に参考文献リストを配布の予定。
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1序論 国際関係論概観
2国際関係論における三つの理論I (ネオ)リアリズム、(ネオ)リベラリズム
3国際関係論における三つの理論II コンストラクティビズム
4ウィーン体制と西半球における秩序
5第一次世界大戦と戦後秩序
6第二次世界大戦と戦後秩序
7冷戦の起源とその展開I ヨーロッパ
8冷戦の起源とその展開II アジア
9冷戦の緊張緩和(デタント)
10第二次冷戦
11冷戦の終結と新世界秩序
12一極化した世界における秩序
13総括

  

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