2005年度上智大学シラバス

◆序説国際政治史Ⅱ - (後)
都丸 潤子
○科目サブタイトル
戦後史の多角的分析
○講義概要
国際関係を理解するための歴史的分析の視角・手法の習得をめざす。序説国際政治史IIでは、第2次世界大戦後から1960年代前半までの、冷戦と並行して起こった日本の国際社会復帰、第三世界の脱植民地化と国家建設などを検討する。そののち、1960年代後半以降の国際政治の動きを多角的にみてゆきたい。冷戦史の概説も含むが、重点はむしろ、国際関係における文化的・心理的要因や人の国際移動、エスニック集団間の関係、トランスナショナルな主体の役割に着目して戦後史を捉え直す試みにおきたい。I・IIをあわせて受講することがのぞましい。
○評価方法
原則として、学期末試験の成績によって厳正に評価するが、時々出席もとって加味する予定。授業中の私語には厳しく臨む。
○テキスト
石井修『国際政治史としての二十世紀』 有信堂・2000年
○参考書
初瀬龍平・月村太郎・定形衛(編)『国際関係論のパラダイム』有信堂高文社・2001年
以下、詳細は授業開始時に配布するシラバスで示す。
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業開始時のシラバスで示す。

  

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