○講義概要 |
19-20世紀初めの西洋近代美術史をスライドの作品鑑賞によってたどっていく。作家の個性と流派の特徴を中心に、時代の精神的兆候や政治経済社会の動向との関連性にも触れながら解説する。美術館や展覧会での実地鑑賞も重要なので、見学レポートを課する。前期の西洋美術史Iを受講しておくことを希望する。
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○評価方法 |
レポート(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(80%)
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○参考書 |
高階秀爾『フランス絵画史 ルネッサンスから世紀末まで』講談社学術文庫 1990 高階秀爾『20世紀美術』ちくま学芸文庫 1993
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション:美術における「近代」とは |
2 | 19世紀美術1:ロマン主義 仏・英・独 |
3 | 19世紀美術2:レアリスム1 クールベとドーミエ |
4 | 19世紀美術3:レアリスム2 ミレーとバルビゾン派 |
5 | 印象主義1:マネとモネ |
6 | 印象主義2:ドガとルノワール |
7 | 印象主義3:ピサロとシスレー他 |
8 | ポスト印象主義1:セザンヌ、スーラ |
9 | ポスト印象主義2:ゴッホ、ゴーギャン |
10 | 世紀末美術:ラファエル前派、モロー、ルドン |
11 | フォーヴィスム:マティスを中心に |
12 | キュビスム:ピカソを中心に |
13 | ダダイスム:デュシャンを中心に |
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By:上智大学学事部学務課
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