○講義概要 |
西洋美術史をこれから学ぶために、まず美術史とは何かを論じて共通の理解とする。その上で、BC6世紀の古代ギリシアから19世紀初めのフランスまで、スライドによる作品鑑賞を通して歴史的にたどっていく。講義は時代様式の解説を主に、作品の主題内容まで及ぶ。美術展の鑑賞も重要なので、見学レポートを課する場合がある。後期の西洋美術史IIを引き続き受講することを希望する。
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○評価方法 |
レポート(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(90%)
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○参考書 |
高階秀爾『カラー版 西洋美術史』美術出版社 2002年 三浦篤『まなざしのレッスン(1)西洋伝統絵画』東京大学出版会 2001年
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション:西洋美術史とは? |
2 | 「美術史」の歴史:古代ローマから20世紀 |
3 | 美術史のアプローチ:様式史と図像解釈学 |
4 | 美術史を巡るシステム:学会・美術館・美術市場 |
5 | 変貌する美術史:受容理論とフェミニズム |
6 | 古代ギリシア美術 |
7 | ローマ美術 |
8 | 中世美術 |
9 | ルネサンス美術1 イタリアとフランス、スペイン |
10 | ルネサンス美術2 ネーデルラントとドイツ |
11 | バロック美術 |
12 | ロココ美術 |
13 | 新古典主義美術 |
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By:上智大学学事部学務課
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