○講義概要 |
パウロと親鸞の生涯について素描する。前者は,ダマスコ途上で復活主イエスに出逢い,教会の迫害者から異邦人の使徒へ,その人生が大きく変えられた。後者は,法然上人を介してアミダ仏に出逢い,新たな地平に導かれる。両者に共通する「回心」という宗教体験に着眼しながら,キリスト教と仏教の学問的対話を試みる。
|
○評価方法 |
受講態度,出席状況,レポート提出により総合的に評価する。
|
○授業計画 |
1 | イントロ-全体を眺めて |
2 | パウロの生まれと環境 |
3 | 回心以前のパウロ-ファリサイ派・教会の迫害者(1) |
4 | 回心以前のパウロ-ファリサリ派・教会の迫害者(2) |
5 | パウロの回心-ダマスコ体験 |
6 | パウロの宣教-異邦人の使徒 |
7 | 親鸞の誕生と出家 |
8 | 親鸞の回心-法然との出逢い |
9 | 承元の法難-越後配流 |
10 | 関東での伝道時代 |
11 | 京都時代・晩年 |
12 | まとめ-比較宗教学の立場から |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|