2005年度上智大学シラバス

◆カトリック神学入門Ⅱ - (後)
光延 一郎
○科目サブタイトル
カトリックの世界と思想への入門
○講義概要
「カトリック神学I」で扱ったことを前提としながら,キリスト教の最も基本的な教理を学びます。人間と世界の始まり(創造)と終わり(終末),罪と赦し,救いとは何か,イエス・キリストの教えと受難・復活,およびキリスト教信仰の諸相(祈り・聖母マリア・クリスマス・聖書の読み方など)について考察し,そこからできれば、「神学的に思考する」とはいかなることなのかを体験してみたいと思います。
○評価方法
出席状況(30%)、レポート(70%)
課題文献について2000字以上のレポート二回と出席(4回欠席したらアウト)が単位取得の最低条件です。プレゼンテーションや実習参加など、授業への参画、貢献を重視します。
○テキスト
光延編『現代カトリック神学資料集』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1カトリックの信心:巡礼・典礼
2「秘跡」とはなにか?
3知られざるキリスト者(無神論について)
4イエス・キリストの受難と復活
5創造とは何を意味するのか?
6罪とは? 原罪とは?
7カトリックとプロテスタント
8聖書の読み方と祈り
9クリスマスとは何か?
10聖母マリアとは誰か?
11死後、何が到来するのか?(キリスト教の終末論)
12四ツ谷周辺カトリック案内
13カトリック神学の歴史
14現代のカトリック神学

  

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