2005年度上智大学シラバス

◆本居宣長の思想 - (後)
宗 正孝
○講義概要
江戸時代の国学者・本居宣長の思想を考察する。
彼の歌論・古道論をそれぞれ関連の作品を取り上げながら,見ていく。
『あしわけおぶね』『古事記伝』その他多くの作品から彼の思想構造をうかがう。
○評価方法
出席状況(40%)、レポート(60%)
○参考書
宗 正孝『日本文化史参考資料集 本居宣長集』(参考資料をプリント集にしたもので,授業時に購入してもらう)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1宣長の幼少年期,家との関係
2京都留学前後・『あしわけおぶね』論
3初期歌論 Ⅰ
4初期歌論 Ⅱ
5初期歌論 Ⅲ
6『源氏物語』論・もののあはれ Ⅰ
7『源氏物語』論・もののあはれ Ⅱ
8『古事記』解釈 Ⅰ
9『古事記』解釈 Ⅱ
10神話と「神」の問題 Ⅰ
11神話と「神」の問題 Ⅱ
12神話と「神」の問題 Ⅲ

  

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