| ○講義概要 |
「人間にとって家族とは何か」という基本的な問をベースにして,家族の役割を人間のベーシック・ニーズとの関連で捉える。また家族の主体的な担い手である夫婦のパートナーシップの在り方について考察し,最後に現代の家族の在り方に示唆を与えるキリスト教的な家族観・結婚観について考察する。
|
| ○評価方法 |
授業時の積極的な参加態度,リポートなどによる総合評価。
|
| ○テキスト |
長島 編『家族の倫理学-概要・資料』 (講義の中で頒布) 〈課題図書〉 長島世津子『パートナーシップ』 門土社
|
| ○参考書 |
ヨハネ・パウロ2世/長島 正・世津子訳『ファミリアリス・コンソルチオ(家族-愛といのちの絆)』カトリック中央協議会
|
| ○授業計画 |
| 1 | ガイダンス |
| 2 | 共同存在としての人間の特徴:food shareとcompanionship |
| 3 | 家族の起源と家族の本質:life share |
| 4 | 家族の役割とその変遷 |
| 5 | 人間のベーシック・ニーズと家族(1) |
| 6 | 人間のベーシック・ニーズと家族(2) |
| 7 | コンパニオンシップとパートナーシップ |
| 8 | パートナーシップの基本(1):identity & intimacy |
| 9 | パートナーシップの基本(2):love & care |
| 10 | パートナーシップをめぐる今日の問題 |
| 11 | キリスト教的家族観・結婚観の基本(1) |
| 12 | キリスト教的家族観・結婚観の基本(2) |
| 13 | 総括 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|