○講義概要 |
主にV.フランクルの代表的な著作を読みながら,人間にとって欠くことの出来ない根源的な欲求は何か,絶望的な状況においてなおも人を生かしめる人格的な力は何かを,彼らの人間観における「希望」の意味に焦点を当てながら考察する。
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○評価方法 |
授業時の積極的な参加態度,レポートなどによる総合評価。
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○参考書 |
V.フランクル『宿命を超えて 自己を超えて』春秋社 V.フランクル『フランクル回想録』春秋社 E.フロム『希望の革命』紀伊国屋書店
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○授業計画 |
1 | ガイダンス:人間にとって希望とは |
2 | V.フランクル:人と思想(導入) |
3 | V.フランクル:『夜と霧』とその背景 |
4 | 『夜と霧』を読む(1) |
5 | 『夜と霧』を読む(2) |
6 | 『夜と霧』を読む(3) |
7 | 『夜と霧』を読む(4) |
8 | V.フランクルの人間観 |
9 | E.フロムにおける希望とは |
10 | ボルノーにおける希望とは |
11 | マルセルにおける希望とは |
12 | 希望の哲学とは(総括) |
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By:上智大学学事部学務課
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