○講義概要 |
人間は「間」にいきる存在である限り、他者とかかわらざるを得ない。しかし,「他者」と関わることによって成長する時があれば,その他者の影響によって成長が止まることもある。色々な思想家(サルトル,カミュ,ユング,ボーヴォワール,ブーバーなど)の書物を通して「私」と「他者」との関係の可能性と限界を探ってみたい。(注意。学生が100人を越えた場合,最初の授業に参加している出席者から抽選で決める。)
|
○評価方法 |
評価は授業への積極的態度(出席/リアクションペーパー)と試験で行う。
|
○授業計画 |
1 | 「心の窓」とは? |
2 | 発達における自己と他者の形成−1 |
3 | 発達における自己と他者の形成-2 |
4 | 自分という他者(ユング) |
5 | 地獄としての他者(サルトル) |
6 | 恵みとしての他者(ボーヴォワール) |
7 | 自己と他者 (レイン) |
8 | 他者と他者の間(カミュ) |
9 | 「汝」としての他者(ブーバー) |
10 | 人生における自己形成とじこ超越 |
11 | 自己/他者を越えて |
12 | 試験 |
13 | まとめ |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|