○講義概要 |
西洋近世哲学思想の中から、大きな影響を与えたものを順次取り上げて、現代的意義とともに考えていく。講義形式だが、授業のなかで共に考えることが求められるので、私語や携帯電話の使用等は厳禁する。違反者は即時退場させ、単位を与えない。なおまた、この方面の内容をより本格的に知りたい者は、この授業ではなく、同じ講師による哲学科開講「近世哲学史」を受講されたい。 必要な資料等は授業中に配布する。なお時代と領域が広いため、まとまった適当な参考書はない。
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○評価方法 |
リアクションペーパー(25%)、後期学期末試験(授業期間中)(75%)
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション 人文主義とは何か(1)ヨーロッパの伝統と革新 |
2 | 人文主義とは何か(2)自然と社会 |
3 | 3人の革新者(1)ガリレオとベーコン |
4 | 3人の革新者(2)デカルト |
5 | 新しい社会観(1)社会契約論 |
6 | 新しい社会(2)ユートピア論 |
7 | 近代の古典としてのカント |
8 | ドイツ・ロマン主義の哲学 |
9 | 倫理学の二途(カントと功利主義) |
10 | 産学協同の理論(実証主義) |
11 | 社会vs個人(パスカルとキルケゴール) |
12 | 近代ヨーロッパへの懐疑(ショーペンハウアーとニーチェ) |
13 | 学期末試験 |
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By:上智大学学事部学務課
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