◆倫理学 - (後)
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プテンカラム ジョン ジョセフ
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○講義概要 |
この科目では,自国の文化・宗教・哲学を通して形成されてきた道徳および倫理観を探求する。人々の道徳観や倫理観は,社会や経済体制などを形づくるうえで影響を及ぼし,かつ,人々がそれらの状況の下で影響を受けつつ,価値観を形成していく。そのような相互連関性に着目し,道徳観・倫理観を中心とする人間の価値観を分析することをねらいとする。これによって,私たちは,身につけるべき道徳観・倫理観を確認し,次世代の子供達へ心豊かに教え伝えることができるようになるでしょう。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(30%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(50%) 出席,発表,ディスカッション,レポート/試験によって成績が決まる。
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○テキスト |
ジョン・ジョセフ・プテンカラム『倫理の理論』 南芸出版・東京・2005
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○参考書 |
ジョン・ジョセフ・プテンカラム『経済開発から人間開発へ』南芸出版・東京・2004 中央出版社編『教会の社会教書』中央出版社・東京・1991 上智大学社会正義研究所・国際基督教大学社会科学研究所共編『教会と社会の100年』柘植書房・東京・1994
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○授業計画 |
1 | トピック・イントロダクション |
2 | 道徳・倫理・思想 |
3 | 社会構造の分析 |
4 | 資本主義における倫理観 |
5 | 社会主義における倫理観 |
6 | 途上国における開発倫理 |
7 | 人間開発と倫理 |
8 | グローバライゼーションと倫理 |
9 | 国際機関・NGOと倫理 |
10 | 文化面の分析と倫理 |
11 | 現代宗教の理解 |
12 | 人間の尊厳と人権 |
13 | 福祉社会に求められる倫理 |
14 | まとめ |
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Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
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