2005年度上智大学シラバス
○講義概要 |
人間は埋蔵エネルギーを燃焼して熱エネルギーを得、特設物を加熱したり、動力に変換して生産や輸送に用いたり、電力に変換して生産や輸送や通信等に用いて高度な文明を築いてきた。 しかし、この過程で大量の排熱を発生し、有害物質を排出して地球環境に負荷を与えてきた。 現在これらの排熱や有害物質の排出を抑制すると同時に除去することが、緊急の課題になっている。 講義では上記の環境問題に関連して、代表的な大気汚染物質の生成と対策、排熱回生の原理と方法、環境負荷の小さい新しいエネルギ事情等について学ぶことを目的とする。
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○評価方法 |
レポート 多数回のミニレポートの総合評価によって成績を評価する
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○授業計画 |
1 | 日本のエネルギー事情 |
2 | 大気汚染 |
3 | 温暖化 |
4 | 省エネルギ(有効エネルギーと無効エネルギー) |
5 | ” (断熱エンジン) |
6 | ” (排熱回生の原理と方法) |
7 | ” (コンバインドサイクル、コージェネレーションサイクルの理論) |
8 | ” (コンバインドサイクルの例) |
9 | ” (住宅等の省エネルギー) |
10 | ハイブリッドシステム(自動車の走行燃費とエネルギー回生) |
11 | ” (ハイブリッド自動車の例) |
12 | 他のエネルギー(太陽エネルギー等) |
13 | ” (燃料電池等) |
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By:上智大学学事部学務課
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