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2005年度上智大学シラバス

◆生物科学特論Ⅱ　－　（後）

濱口幸久、岸本健雄

○講義概要

本講義は生命活動の基礎の一つである細胞の分裂に関して、最近注目されているいくつかのトピックスを選び解説する。第一は細胞分裂に関する生理学的な解析である。生物体の示す「運動」のひとつである細胞分裂ついて、様々な角度から最新の知見を紹介する。第二は、細胞周期制御の分子機構に関するものである。最近著しい進歩を遂げている細胞周期の調節機構の解明の現状を紹介する。

○評価方法

出席状況、授業参画、レポート等

○参考書

B. Alberts他著（監訳：中村桂子・松原謙一）『細胞の分子生物学・第４版
第１７章「細胞周期とプログラム細胞死」』ニュートンプレス・２００４年
長田重一・山本雅　編『シリーズバイオサイエンスの新世紀６・細胞の誕生と死
第２章ー１「サイクリンーＣＤＫとチェックポイント」（分担執筆岸本）』共立出版・２００１年

○他学部・他学科生の受講

可

○授業計画

1	「運動」としての細胞の分裂
2	細胞周期制御の分子機構の概要と、研究の実際（我々の研究紹介）