2005年度上智大学シラバス

◆量子情報システム - (後)
小関 健
○講義概要
量子光学から量子コンピュータの基礎を論ずる。
演算子表現で光電界を表現することで、古典的イメージを
量子化する手法を学ぶ。
その応用としていろいろな量子論理素子構成を紹介し量子
コンピュータの動向を紹介する。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(10%)、前期学期末試験(授業期間中)(30%)、中間試験(30%)
○テキスト
松岡 正浩『量子光学』 東京大学出版会 1996
Nielson & Chuang:『Quantum Computation and Quantum Information』 Cambridge,2000
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
11.量子情報工学の最近状況
22.operation algebra 1
33.operation algebra 2
44.光子統計
55.不確定性原理とsqueezed state
6中間テスト これまでの演習として
76.電磁波の量子表現と干渉計
87.高次量子干渉
98.量子相関の応用
109量子論理演算1
1110量子論理演算2
1211.量子光学応用の展望
13期末テスト 後半の演習として

  

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