2005年度上智大学シラバス
○講義概要 |
『エセー』の著者として知られるフランス16世紀の代表的作家モンテーニュの『旅日記』(1580年9月からおよそ15ヶ月に及ぶ旅の日記)を読む。旅人モンテーニュとともに当時のヨーロッパ諸国の生きた社会を垣間見ながら、『エセー』の記述との関連やモンテーニュの旅の思想などを見ていく。 後期は、イタリアの旅(ローマ滞在およびデラ・ヴィラ温泉滞在)を中心に『旅日記』の後半部を読む。テキストは綴り字を現代化して示しているので、授業時に配布するglossaireを参照することによって、16世紀のフランス語を比較的楽に読みすすめることができよう。なお参考文献等は授業中に適宜紹介する。
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○評価方法 |
出席状況(40%)、授業参画(20%)、レポート(40%)
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○テキスト |
Michel de Montaigne『Journal de voyage(Edition de Fausta Garavini)』 Gallimard (Collection folio), 1983
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○授業計画 |
1 | ローマ到着まで テキスト(pp.187-191) |
2 | 同上 |
3 | ローマ滞在(1) pp.221-224 |
4 | 同上(2) |
5 | ローマからティヴォリ(1) pp.229-233 |
6 | 同上(2) |
7 | デラ・ヴィラ温泉(1) pp.269-271 |
8 | 同上(2) pp.276-278 |
9 | 同上(3) 以下、未定 |
10 | 同上(4) |
11 | 同上(5) |
12 | まとめ En guise de conclusion |
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By:上智大学学事部学務課
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