2005年度上智大学シラバス

◆プルースト研究 - (通)
斉木 眞一
○科目サブタイトル
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○講義概要
プルーストは1896年、24歳のときに、それまで雑誌などに発表していた短編や小品を集めて『楽しみと日々』を刊行した。世紀末芸術の色合いが濃厚ななかにも、後の大作『失われた時を求めて』に結実する人間観、文学観の萌芽をみてとることができる。抜粋して精読しながら、プルースト文学の原点を探ってみたい。
○評価方法
授業参画(60%)、レポート(40%)
○テキスト
Marcel Proust『Les Plaisirs et les jours』 Gallimard (Pleiade), 1971 <コピー配付>
○必要な外国語
フランス語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業の進め方についての説明、参考書の紹介など
2プルーストの生涯と作品、『楽しみと日々』について
3以下、毎回の担当者によるテクストの解説、質疑応答、補足など

  

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