2005年度上智大学シラバス
○講義概要 |
プルーストは1896年、24歳のときに、それまで雑誌などに発表していた短編や小品を集めて『楽しみと日々』を刊行した。世紀末芸術の色合いが濃厚ななかにも、後の大作『失われた時を求めて』に結実する人間観、文学観の萌芽をみてとることができる。抜粋して精読しながら、プルースト文学の原点を探ってみたい。
|
○評価方法 |
授業参画(60%)、レポート(40%)
|
○テキスト |
Marcel Proust『Les Plaisirs et les jours』 Gallimard (Pleiade), 1971 <コピー配付>
|
○授業計画 |
1 | 授業の進め方についての説明、参考書の紹介など |
2 | プルーストの生涯と作品、『楽しみと日々』について |
3 | 以下、毎回の担当者によるテクストの解説、質疑応答、補足など |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|