2005年度上智大学シラバス

◆近世哲学文献研究Ⅱ - (通)
RIESENHUBERKLAUS
○講義概要
20世紀の思潮を規定した現象学と実存哲学をドイツとフランスにおけるその主な思想家――キルケゴール、フッサール、シェーラー、ヤスパース、マルセル、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ、レヴィナス――の文献(和訳)に従って研究する。人間の実存と世界内性、身体と言語、時間性と歴史性、共存在と責任、死と超越への関わりなどのテーマを探って、現代哲学の問題設定と人間理解を解明したい。
○評価方法
出席状況(20%)、レポート(80%)
出席は最低3分の2以上であること。
○テキスト
その都度プリントを配布する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1実存哲学の意図と現象学の方法
2キルケゴール、不安の概念
3キルケゴール、不安の概念
4フッサール、現象学と心理学
5フッサール、現象学と心理学
6フッサール、現象学と心理学
7シェーラー、愛と人格
8シェーラー、愛と人格
9ヤスパース、限界状況
10ヤスパース、限界状況
11マルセル、存在と所有
12マルセル、存在と所有
13ハイデガー、現象学的方法
14ハイデガー、死の存在論的構造
15ハイデガー、良心の呼び声
16サルトル、志向性
17サルトル、まなざし
18サルトル、まなざし
19メルロ=ポンティ、知覚の現象学
20メルロ=ポンティ、知覚の現象学
21メルロ=ポンティ、知覚の現象学
22レヴィナス、他者
23レヴィナス、顔
24現代の問題提起

  

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