2005年度上智大学シラバス
| ○講義概要 |
現行カトリック教会法典の条文説明と、教会生活におけるその応用。主に第5集「教会財産」、第6集「教会における制裁」、第7集「訴訟」を説明し、時間が許せば第4集「教会の聖化する任務」の中から秘跡の執行について簡単に説明する。教会法概論を履修していること、あるいは教会法の基礎知識を有することを前提とする。
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| ○評価方法 |
出席率とリポートの内容を基準とし、教会法の基底にある神学および教会の司牧的配慮をどれほど理解しているかを評価する。
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| ○テキスト |
『カトリック新教会法典』 有斐閣、1992年
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| ○授業計画 |
| 1 | 教会法における財産・法人の概念 |
| 2 | 財の取得・管理・運用・処分 |
| 3 | 修道会における財産管理 |
| 4 | 教会における刑罰一般 |
| 5 | 教会における刑罰の種類と固有性 |
| 6 | 刑罰の適用と消滅 |
| 7 | 教会法に規定された各種の犯罪 |
| 8 | 教会における裁判の4要素 |
| 9 | 裁判の審級と種類 |
| 10 | 婚姻裁判と日本の裁判所構成 |
| 11 | 洗礼・堅信の秘跡の執行 |
| 12 | 聖体の秘跡の実際的側面 |
| 13 | ゆるし・病者の秘跡 |
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Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
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