(日本語版) Sophia Factbook 2015

- ページ: 53
- [ 近年のアジア圏への派遣留学者数の増加について ]
近年、アジアへ派遣留学者数が増加している理由として、次の2点が挙げられる。 1)Sophia AIMS プログラム(SAIMS)による学生派遣 Sophia AIMS プログラム(SAIMS)は、2014 年度より上智大学と ASEAN 3カ国6大学との交流を 促進する留学プログラムとして開始した(2015 年度からマレーシアが加わり4カ国8大学) 。本プログ ラムは、文部科学省の平成 25 年度「大学の世界展開力強化事業〜海外との戦略的高等教育連携支援〜」 に採択された本学の構想「多様性の調和を目指す学融合型の人間開発教育プログラム」として ASEAN 政府主導留学制度である AIMS プログラムに参加しているものである。 2)海外短期プログラムの拡充 従来より、東アジアのイエズス会系の大学と連携した「AJCU-AP サービスラーニング・プログラム」 や「イエズス会・東アジア5大学グローバルリーダーシップ・プログラム」といった海外での活動やディ スカッションを通して特定のテーマについて学びを深める 「実践型プログラム」 を行っている。 近年では、 途上国に赴き実践活動を通して現地の理解を深め、グローバル教養を身につけるこの「実践型プログラ ム」の拡充を進めており、 アジア地域では 2014 年度からインドに学生を派遣する「インド ・ サービスラー ニング・プログラム」を開始した。
上智大学
3− 2 協定校からの受入留学生数
本学が協定を締結している海外の大学からの受入留学生数および地域別の推移を示している。2011 年 3月の東日本大震災による影響とそこからの回復傾向は全体として共通しているが、特にヨーロッパか らの受入学生数の増加が著しい。北米からの受入学生数はまだ 2010 年以前のレベルには戻っていない。 アジア、中南米は協定校の伸びとともに受入学生数も近年増加している。
協定校からの受入留学生数
(人)
450 400 350 300
402 5 351 323 261 79 5 312 101 80 3 7 276 94 161 78 5 12 15
2008
322 297 139 20 16 128 141 134 119 16 11 23
2012
アフリカ
172
ヨーロッパ 中南米 北米 オセアニア アジア
250 200 150 100 50 0
232 62 4
68 6
120 6
212 169
196
198
7
150
2006
88
11 7
2007
18 15
2009
18 27
2010
51 10 17
2011
12 25
2013
13 35
2014
61
2015(年度)
※ 2015 年度は外国語学部ドイツ語学科在外履修制度による受入学生も含む。
53
- ▲TOP