2006年度上智大学シラバス

2006/02/27更新
◆実験ⅠA - (前)
水谷 由宏、吉田 順司、西尾 静恵、髙橋 忍
○講義概要
実験を通して基礎的な物理概念を理解すると共に,測定器の取り扱いなど,物理実験の様々なテクニ-クを体得し,レポートの書き方を学ぶことが目的である。何を学ぶために,どのような方法で,何を測定しているのか,学生自身が考え,努力し,工夫することが要求される。出席点を評価要素としているのは単にただ実験に加わったというのではなく,自ら実験をやり遂げることを要求するからである。テーマは力学,電磁気学から量子論まで多岐にわたる。具体的な課題は剛体振子,波動,熱力学,分光器,エレクトロニクス,コンピュータ入門などである。
○評価方法
出席状況(40%)、レポート(60%)
○テキスト
上智大学物理学科教員『物理学実験I』 上智大学物理学科
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1実験Iガイダンス(班分け、実験のスケジュールを決定)。
オリエンテーション「実験を安全に行うために」。その後実験室ツアー
2剛体振子、定常波、振動、ヤング率、ホットエンジン、金属の電気抵抗、直線電流の磁界(2回)、オシロスコープ(2回)、コンピュータ技術I(2回)、気体の比熱比、比電荷の測定I

  

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