2006年度上智大学シラバス

2006/02/16更新
◆総合講座「ビジュアリゼーション(科学技術における応用)Ⅰ」 - (前)
コーディネータ 築地 徹浩、笹川 展幸、炭 親良  
○講義概要
現在、ビジュアリゼーション(可視化)技術は、科学技術の分野のみならず文化や芸術など我々の身の回りで多く利用されている.この技術は、現在、CG(Computer Graphics)技術およびVR(Virtual Reality)技術などとともに大きく発達している.
 本講座では、現在のビジュアリゼーション技術が、どのような分野でどういう目的を達成するために利用されているのかを講義する.今回は、機械、宇宙、自然現象、土木・建築、都市環境、医学、教育、芸術、文化など幅広い分野において,CG技術およびVR技術などを含めたビジュアリゼーション技術に関して、具体例を取り入れ、この技術を利用して得られた成果などを紹介しつつ、私たちの生活に関係付けて分かりやすく講義する.なお、本講座は日本SGI株式会社の寄附講座である.
○評価方法
リアクションペーパー(100%)
○テキスト
『ビジュアリゼーション(科学技術における応用)Ⅰ』 2006年4月
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://www.me.sophia.ac.jp/fluid/open/open_top.htm
○授業計画
1コンピュータグラフィックスの歴史・原理・技術・応用
2製品デザインにおけるVR技術の応用
3天文データの可視化
4超音波を用いた医用可視化技術
5FEMによる応力解析と可視化
6ボリュームコミュニケーション技術を使ったテレイマージョン環境の構築
7タンパク質構造とコンピュータグラフイックス
8地球科学シミュレーションと可視化
9コンピューテーショナルバイオメカニクスと臨床医療
10教育工学における可視化技術の応用
11”可視化”に存在するメタテーゼ -客観と主観の交差ー
12アニメーション映画の制作現場から
13可視化技術が拓く新たな世界

  

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