2006年度上智大学シラバス

2006/02/22更新
◆中東の国際関係1 - (前)
泉 淳
○講義概要
本講義は,現代の深刻な国際問題の一つであるパレスチナ問題を中心に,中東地域の政治外交問題についての理解を深めることを目的とする。講義形式を基本とするが,可能な限り学生の自由な発言と参加を受け入れる。また,中東問題に関するビデオを利用し,視聴覚面からの理解を促す。
○評価方法
リアクションペーパー(10%)、レポート(40%)、前期学期末試験(授業期間中)(50%)
学期末の試験は、論述で持込等不可。レポートは2,500~3,000字程度。
○テキスト
資料等を配布する。
○参考書
講義の際に参考文献リストを配布する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション─中東概観
2オスマン帝国下の中東
3シオニズムの起源
4第1次世界大戦の影響
5戦後処理と戦間期のパレスチナ
6第2次世界大戦とイスラエルの独立
7パレスチナ戦争とスエズ戦争
86月戦争とPLOの登場
910月戦争と湾岸産油国
10キャンプ・デービッド合意とインティファーダ
11湾岸戦争とのリンケージ
12中東和平プロセスの進展と限界
13まとめ─パレスチナ問題の現状

  

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