2006年度上智大学シラバス

2006/02/14更新
◆フランス文学研究A-1(物語の構造分析) - (前)
高井 道夫
○講義概要
ウラジミール・プロップによる物語の構造論を中心として,構造分析,物語論,文体論など,文学研究の様々な方法論を利用して,小説テキストを構成するプロット,登場人物,語り手,空間,時間を解読する。
○評価方法
出席状況、授業参画、レポート、前期学期末試験(授業期間中)、後期学期末試験(授業期間中)
研究発表とレポートによって評価する。
○テキスト
『プリント配布』
○参考書
『開講時に参考書目録を配布する。』
○必要な外国語
中級フランス語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1構造主義とはなにか
2物語研究のさまざまな方法について
3物語の構造研究:なにを書くか
4ウラジミール・プロップの『昔話の形態学』について
5物語の筋について
6物語の登場人物について
7登場人物の機能について
8筋立てと登場人物の関係について
9プロップの方法論は現代文学に適用できるか
10プロップの方法論を批判する
11プロップ以後の物語分析
12研究発表
13研究発表

  

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