2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆講読C-2 - (後)
佐野 泰雄
○科目サブタイトル
現代フランス語小説作品を読む楽しみとスキルを身につけるための演習
○講義概要
1年間を通して、フランスの現代小説を読む。今年は、現代フランスの人気作家 Patrick Modiano の "La Petite Bijou"(2001年)が素材。これは、母娘関係のトラウマに悩む若い女性の精神的「死」と「再生」の物語。フランス語は簡単だが、条件法がつまずきになるかも知れない。受講希望者は条件法の用法を復習しておくこと。前期から継続して通年で履修することが望ましい。授業は演習形式で行う。
○評価方法
授業参画(20%)、前期学期末試験(授業期間中)(40%)、後期学期末試験(授業期間中)(40%)
○テキスト
Patrick MODIANO『La Petite Bijou』 Gallimard, "Folio"
○必要な外国語
フランス語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1La Petite Bijou の紹介と読みどころの解説。授業の進め方の説明。そして、最初の数頁を読んでみる。
22回目授業からは、1回につき8頁ほど読み進む。受講者の理解度を測りながら、必要な説明を加える。
3以下同様。
4(後期から履修する者のために、必要な紹介、説明を行う。)

  

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