2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆演習(ドイツ社会研究)1 - (前)
木村 護郎クリストフ
○科目サブタイトル
マイノリティからみたドイツ社会
○講義概要
社会には、さまざまな基準によって数の多い集団と少ない集団、主流派の集団とそうではない集団が存在するとみなされることが多い。このように、マイノリティ(少数派)は社会のいたるところにみられる普遍的な現象といえる。歴史的には、マイノリティは議会などでの少数派のほか、当初、専ら宗教的な少数派を指していたが、その後、主に少数民族を指して使われるようになり、現在では移民に一つの焦点が当てられている。そのほか、障害者や場合によっては女性もマイノリティとされることがある。この演習では、マイノリティという切り口から、現代ドイツ社会の問題や展望について、具体的な事例をとりあげて考察していきたい。
○評価方法
授業参画(50%)、レポート(50%)
○テキスト
授業中に資料などを配布する。
○必要な外国語
ドイツ語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1具体的な進行は履修者の関心をふまえて決定する。

  

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