2006年度上智大学シラバス

2006/03/06更新
◆ドイツ音楽2 - (後)
小川 哲生
○科目サブタイトル
ドイツ歌曲におけるWanern「さすらい」
○講義概要
よく人生は旅のようだと言われますが、音楽の世界、特にドイツリートの中にも旅をあつかった曲が多く見られます。なかでもシューベルトは歌曲集「冬の旅」に代表されるように人生の旅を数多く表現している作曲家だといえるでしょう。そこで今年度のドイツ音楽のテーマは「Wandern](さまよう、ハイキングする、遍歴する、流浪する等)。旅に関するドイツリートを主にシューベルトの歌曲を中心に様々な角度から探っていきます。
○評価方法
出席状況(40%)、授業参画(30%)、レポート(30%)
○必要な外国語
ドイツ語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1G.Mahler マーラー
Lieder eines fahrendengesellen 「さすらう若人の歌」より
Wenn mein Schats Hochzeit macht 恋人の婚礼のとき
2G.Mahler マーラー
Lieder eines fahrendengesellen 「さすらう若人の歌」より
Die zwei blauen Augen von meinem Schats 恋人の青い眼
3H.Wolf ヴォルフ
Gedichte von Eduard Mörike メーリケの詩による歌曲集より
Fussreise 徒歩旅行
4H.Wolf ヴォルフ
Gedichte von Eduard Mörike メーリケの詩による歌曲集より
Auf einer Wanderung 旅路にて
5F.Schubert
Wanderers Nachtlied D.224 (J.W.Goethe)
さすらい人の夜の歌
6F.Schubert
Der Wanderer D.489 (S. Lübeck)
さすらい人
7F.Schubert
Suleika Ⅱ D.719 (J.W.Goethe)
ズライカ Ⅱ
8F.Schubert
Suleika Ⅰ D.720 (J.W.Goethe)
ズライカ Ⅰ
9F.Schubert
Wanderers Nachtlied D.768 (J.W.Goethe)
さすらい人の夜の歌
10F.Schubert
Der Wanderer an den Mond D.870 (J.G.Seidl)
さすらい人の月に寄せる歌
11F.Schubert
Der Kreuzzug D.932 (K.G.Leitner)
十字軍
12授業内で勉強した歌曲の中から各自が選択して歌唱発表する(1)
13授業内で勉強した歌曲の中から各自が選択して歌唱発表する(2)

  

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