1 | 今、なぜヨーロッパ研究か?:日本におけるヨーロッパ研究の意義について考える。(10月4日、フランス語学科:泉 邦寿教授) |
2 | EU拡大統合と言語・文化・社会問題:欧州連合が言語・文化・社会についてどのような理念をもっているのか、そして、その理念がEU加盟各国の政策にどのような影響をあたえているのかを、とくにフランス語圏の国々を例にとって考察する(10月11日、泉 邦寿教授) |
3 | シェイクスピアに見る西欧ルネッサンス:ルネッサンス期イングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの作品には、彼の生きた時代の西洋文明のあり方がいろいろな形で現れている。ここでは彼の作品から見えてくる西欧ルネッサンスについて、ギリシャ・ローマ神話、聖書、中世思 |
4 | 想、民衆文化、宗教改革、印刷技術の発達、地理上の発見にともなう世界像の変化といったさまざまな視点から考えてみたい(10月18日、10月25日、英語学科:東郷 公徳助教授) |
5 | ヨーロッパとはなにか?:文化的概念としてのヨーロッパを成立せしめるヨーロッパののアイデンティティを、その歴史、地理、他文化圏との交渉史などの考察をつうじてさぐる(11月8日、ドイツ語学科:ジャン・クロード・オロリッシュ教授) |
6 | ヨーロッパ統合の道:ルクセンブルグを例にEU統合の歩みについて考える(11月15日、ジャン・クロード・オロリッシュ教授) |
7 | 西洋美術の見方と美術史学の方法論:神話画、宗教画を中心とする西洋美術の読み解き方と美術史学の方法論を、具体的な作例を見ながら論じる(11月22日、イスパニア語学科:松原 典子専任講師) |
8 | 美術から見たヨーロッパ:「美術」という観点から広くヨーロッパを見渡すための足がかりとして、政治的国境線を越えた美術的現象の過去の事例を取り上げて論じる(11月29日、松原 典子専任講師) |
9 | 近・現代のロシア思想:西欧派とスラヴ派の論争、ドストエフスキーの思想、ベルジャーエフやロヴィヨフの宗教哲学の核心を捉える(12月6日、ロシア語学科:村田 真一教授) |
10 | 現代のロシア芸術:シンボリズム、アヴァンギャルドの詩や絵画・舞台芸術の特質、モダニズムとロシア・チェコ・ポーランドにおけるアヴァンギャルドの関わりについて考える(12月13日、村田 真一教授) |
11 | ユーロヴィジョンとヨーロッパポップス:1956年にヨーロッパ放送協会によってはじめられ、放送開始50周年になる2005年には39の参加国を数えるにいたった国別対抗音楽コンテスト、ユーロヴィジョンの軌跡をふりかえり、ナショナリズム、言語問題、ジェンダー論、ヨーロッパという概念などについて考察する。(12月20日、ポルトガル語学科:マウロ・ネーヴェス) |
12 | ヨーロッパ映画とはなにか?:それぞれの国には固有の性格をもつ映画が存在する。たとえばフランス映画、ドイツ映画あるいはアメリカ映画といったように。では、ヨーロッパ映画とよびうる映画は存在するのだろうか。ヨーロッパ各国の代表的な映画作品にふれながら、映画で表現されたヨーロッパのイメージについて考える(1月10日、マウロ・ネーヴェス) |