2006/02/27更新
| ○講義概要 |
企業の財政状態や経営成績を正しく判断するためには,財務諸表分析の知識を身につけることが必要である。本講義では,比率分析を通じて,収益性,安全性,生産性,成長性をいかに把握するか,その分析手法の習得を目的とする。単に公式を覚えるためだけでは無意味である。各種の経営指標から何を読み取ることができるのか,総合的な分析能力を養って欲しい。
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| ○評価方法 |
出席状況(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)、小テスト等(20%)
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| ○テキスト |
渋谷武夫『経営分析の考え方・すすめ方』 中央経済社,2005年
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| ○参考書 |
菊井高昭・竹本達広『財務管理と診断』同友館,2004年 小川洌編著『経営分析辞典』中央経済社,1991年
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| ○授業計画 |
| 1 | ガイダンス |
| 2 | 経営分析の体系、経営分析のすすめ方 |
| 3 | 財務諸表の概説 |
| 4 | 収益性分析(1) (収益性の判断指標) |
| 5 | 収益性分析(2) (資本利益率、売上利益率、資本回転率) |
| 6 | 収益性分析(3) レバレッジ |
| 7 | 安全性分析(1) (流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率) |
| 8 | 安全性分析(2) (運転資金、経常収支比率) |
| 9 | 活動性分析 |
| 10 | 生産性分析(1) (生産性分析の意味) |
| 11 | 生産性分析(2) (付加価値、労働生産性、分配分析) |
| 12 | 成長性分析、利益処分の分析 |
| 13 | 比率分析による総合評価 |
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