2006/02/27更新
○講義概要 |
医療経済学Ⅰにおいて講義した内容を踏まえて、医療・介護分野における個人の選択をどのようにして確保していくか、という観点から講義を行う。毎回講義の講義において参加者は医療・介護分野における具体的な問題に対して、①ミクロ経済学的な分析や統計を用いた分析を理解し、②他の受講生とのディスカッションを通じて理解を深めることが求められる。 学生は質問や問題提起を通じて、講義の単なる受け手ではなく、自ら講義を作り出す存在となることが求められる。単なる講義への出席は求めていないが、毎回の講義への参画度は評価される。評価において大きなウェイトを占めるのは学期末のレポート報告会での報告内容や他の受講生のレポートに対するコメントによって決定される。 なお、医療経済学Ⅱの講義の受講には医療経済学Ⅰの講義に参加していることが求められる。(不幸にして結果的に単位が習得できていなかったとしても)医療経済学Ⅰのテスト・レポートを受けて(提出して)いること、医療経済学Ⅰの最後に課される夏休みの宿題に取り組んでいること、が医療経済学Ⅱの履修の条件となる。
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○評価方法 |
授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(50%)
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○授業計画 |
1 | 高齢化と医療・介護:費用と財源 |
2 | 慢性疾患と医療費 |
3 | 働き方と健康 |
4 | 健康診断の利用と効果 |
5 | タバコと健康 |
6 | 終末期医療費 |
7 | 技術を如何に評価するか |
8 | 医療設備・機器をめぐって |
9 | 計画的手法の神話と現実 |
10 | 保険者の役割再考 |
11 | 政治過程と利益団体 |
12 | レポート報告会 |
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