2006年度上智大学シラバス

2006/02/25更新
◆国際貿易論 - (後)
蓬田 守弘
○講義概要
経済のグローバル化はモノやお金だけでなく、技術や知識といったサービスの国際取引を益々活発にしている。グローバリゼーションの進展は、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのか?また、近年のWTOやFTAの議論では、何が問題となっているのか?この講義では、国際貿易論を入門レベルから解説する。国際貿易論を通して、様々な国際経済問題について考えてみよう。
○評価方法
後期学期末試験(定期試験期間中)(70%)、中間試験(30%)
○テキスト
ケイブス・フランケル・ジョーンズ『国際経済学入門Ⅰ 国際貿易編』 日本経済新聞社 2003年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1日本の貿易構造
2貿易の利益
3技術と生産性:リカードモデル
4貿易と国内所得分配:特殊要素モデル
5要素賦存量と貿易:ヘクシャー=オリーン・モデル
6製品の多様性と産業内貿易
7保護と国民厚生
8貿易政策と不完全競争
9貿易規制の実際
10特恵的貿易協定と貿易政策の地域問題

  

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