2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆演習(知的財産権法) - (通)
駒田 泰土
○講義概要
2006年度は、ちょっと変わったプロブレムメソッドをしようと思う。

教員は、毎回、仮想事例を提示する。数名に「相談員」の役をやらせて、とりあえず自由に議論させてみる。最後に「本格派回答者」に法的所見を述べさせる。この「本格派回答者」の役は予め指定しておき、毎回、事前に読むべき文献を教員が指示しておく。当日、「本格派回答者」は、仕入れてきた知識をもとに法的所見を述べねばならないが、間違っていたら教員が訂正するほか、他のゼミ生にきちんと理解してもらえるようにサポートする。

「本格派回答者」が法的所見を述べる前に、「相談員」の中でもっとも説得力ある論を展開した者は誰かを、「本格派回答者」を除くゼミ生から投票させる。もっとも人気を集めた「相談員」には、教員から“ソフィスト賞”が送られる(図書カードなど)。しかし、ソフィスト賞はゼミの成績には直ちに結びつかない。

「本格派回答者」はローテーションでまわしていき、各人に2回やってもらうつもりである。2回とも一定のレベルに達していないと教員が判断した場合には、そのゼミ生に特別な課題を課すつもりである。
○評価方法
出席状況(50%)、授業参画(50%)
○参考書
安藤香織=田所真生子編『実践!アカデミック・ディベート 批判的思考力を鍛える』ナカニシヤ出版・2002年
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://pweb.sophia.ac.jp/~komada-y/
○授業計画
1ゼミ運営方法説明
2スケジュールの設定/懇親会
3講義概要に記した授業を行う。以下同じ。

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター