2006年度上智大学シラバス

2006/03/03更新
◆海商法 - (前)
小塚 荘一郎
○講義概要
商法第4編海商(第684条~851条)および、関連して航空運送法について、講義する。

船舶や航空機による運送事業は、経済活動を支える重要なインフラストラクチャーである。それと同時に、理論的に見ると、そこには、タンカーによる環境汚染や外国人船員問題、国際的な法の統一など、商事法の現代的な課題が凝縮されている。そうした話題にも触れながら、海商法・航空法の解釈論と立法論を論じたい。
○評価方法
前期学期末試験(定期試験期間中)(100%)
○テキスト
山野嘉朗=山田泰彦『現代保険法・海商法30講〔第6版〕』 中央経済社、2004年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1序論・船舶(1回)
2海上企業(船舶所有者等)(1回)
3海上物品運送契約(2回)
4船荷証券(1回)
5傭船契約(2回)
6運送人と債権者(2回)
7共同海損・船舶衝突・海難救助(1回)
8海上保険(1回)
9航空運送(2回)

  

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