1 | 1 序(外国法を学ぶ意義、その際に必要な姿勢などについて概略する) (1)英米法とは何か;(2)なぜ英米法を学ぶのか:比較法,外国法研究の意義;(3)英米法の特徴; |
2 | 1 序: ビデオ:合衆国の裁判 |
3 | 1 序:ビデオ解説 (3)英米法の特徴;(4)イギリス法とアメリカ法;(5)一応の目標 |
4 | 2 陪審制度(英米法の最大の特徴の1つである陪審制度について、実際の陪審の評議を映したビデオ教材などを利用しつつ、その制度的特徴および社会的な意義を学ぶ) (1)陪審制度の起源および歴史;(2)陪審の制度的枠組み |
5 | 2 陪審制度 (3)陪審制の長所・短所;(4)陪審制度から見える英米法の特徴 |
6 | 2 陪審制度:ビデオ:陪審評議の内実(英語) |
7 | 2 陪審制度:ビデオ:解説 |
8 | 3 訴訟手続の特徴(英米の訴訟の特徴を日本法との対比で学ぶ) (1)当事者主義構造:直接主義,口頭主義;(2)争点の明確化(準備)の重要性;(3) 証拠法の発展 |
9 | 3 訴訟手続の特徴 (3) 証拠法の発展;(4)裁判官による陪審評決のコントロール:説示と事前後の審査;(5)上訴 |
10 | 4 判例法主義(英米における法の基本的形式である判例法について、合衆国最高裁判所の判例に実際にあたりながら、判例法主義のあり様を学ぶ) (1)第1次的法源としての判例法;(2)先例拘束性の原理 |
11 | 4 判例法主義:合衆国最高裁判所の判例に実際にあたる |
12 | 4 判例法主義 (3)先例拘束性の原理の変容:(4)帰納的思考方法 |
13 | 5 法律家の役割:ビデオ:合衆国における伝統的な法学教育のあり方 (1)法曹一元:法曹の養成 |
14 | 5 法律家の役割 (2)裁判官;(3)検察官;(4)弁護士 |
15 | 6 英米法の歴史:コモン・ローとエクイティ(英米法の1つの特徴として、法の多元性、歴史的継続性があげられる。多元的な法の中でも中心に位置するコモン・ローとエクイティについて、その歴史的な生成過程にも目を向けながら学ぶ) (1)歴史的継続性:法典化の不存在,各論的思考;(2)法の多元性 |
16 | 6 英米法の歴史:コモン・ローとエクイティ (3)コモン・ロー;(4)エクイティ(判例: 118-120事件) |
17 | 6 英米法の歴史:コモン・ローとエクイティ (3)コモン・ロー;(4)エクイティ(判例: 118-120事件) |
18 | 7 私人による法の実現(英米法に特徴的な考え方として、一般市民にとって法を使いやすくしておくことによって、法の利用を促進し、そこから法の目的を実現していこうという発想がみられる。そのような考え方の意義を学ぶ) (1)法へのアクセスの拡大 |
19 | 7 私人による法の実現 (2)損害賠償の多様性: 懲罰的賠償を中心に;(3)日本法への示唆 |
20 | 11-13 私人による法の実現(英米法に特徴的な考え方として、一般市民にとって法を使いやすくしておくことによって、法の利用を促進し、そこから法の目的を実現していこうという発想がみられる。そのような考え方の意義を学ぶ) (1)法へのアクセスの拡大;(2)損害賠償の多様性: 懲罰的賠償を中心に;(3)日本法への示唆 |
21 | 8 英米法の調べ方(判例集、法令集、オンラインデータベースの利用方法) |
22 | 9 アメリカ法の形成: 合衆国憲法を中心に (1)植民地時代・独立革命;(2)合衆国憲法の成立: 連合国家から連邦制へ; |
23 | 9 アメリカ法の形成: 合衆国憲法を中心に (2)合衆国憲法の成立: 連合国家から連邦制へ;(3)違憲立法審査権の成立,(判例: 1-3, 7-10事件) |
24 | 9 アメリカ法の形成: 合衆国憲法を中心に (3)違憲立法審査権の成立,(判例: 1-3, 7-10事件);(4)南北戦争と第14修正条項: 憲法革命と最高裁,(判例: 26, 35事件);(5)ニュー・ディールと最高裁,(判例: 36, 37, 39, 16, 17事件) |
25 | まとめ:英米法とは何か,質問など |