2006/03/03更新
○科目サブタイトル |
裁判,法とは何か:様々な法の視覚を考える
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○講義概要 |
・社会に生じるもめごと,紛争を解決する手段など,法の役割を理論的な部分のみならず,実際上の視点も含め考えていきたいと思います.そのような役割を通じ,法学部で今後法を学んでいくための入門となるような授業にしたいと思っています.その際,担当者の専門でもあるアメリカ法との対比なども織り交ぜながら,法の様々な視覚を柔軟に身に付けることを最大の目標とします. ・授業の正式な予定,評価方法を含め連絡事項などは、基本的にホームページ上に掲載し,ダウンロード可能な状態にするので,随時参照して下さい.http://pweb.sophia.ac.jp/~iwata-f/
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○評価方法 |
授業参画(10%)、レポート(10%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%) 定期試験は,場合によっては授業期間中に行われる可能性あり。担当者の他の科目での採点の詳細は,ホームページを参照して下さい.http://pweb.sophia.ac.jp/~iwata-f/
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○テキスト |
テキストについては,WEB・掲示などを通じ,最終的には授業開始前にお知らせいたしますが,今のところ下記などから1-2冊をテキストとする予定です.事前に予習したい方は,下記のいずれか1冊を読んで下さい(この時期新たな版が発刊されることがしばしばあるので注意してください). ・松井 茂記, 曽野 裕夫, 松宮 孝明,『はじめての法律学―HとJの物語』有斐閣アルマ(¥1,785)(第2版が2006年3月下旬に発刊予定). ・福永 有利, 井上 治典,『アクチュアル 民事の訴訟』有斐閣(¥2,100). ・道垣内 正人,『自分で考えるちょっと違った法学入門』(最新版(2006年4月頃出版予定)(¥2,310). ・沢木 敬郎, 荒木 伸怡,『ホーンブック法学原理(新版)』北樹出版 (¥2520).など.
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○授業計画 |
1 | 授業の進め方,勉強の仕方などについて説明する予定です. 講義の内容としては,以下のようなことを考えています. 1.裁判と法(1):社会における紛争と法の役割,法学の対象 2.裁判と法(2):民事訴訟 3.裁判と法(3):法の担い手(裁判官,弁護士,検察官,その他) 4.裁判と法(4):国民の司法参加(合衆国の制度を題材に) |
2 | 5.法,法学とは(1):法の定義,法と道徳,法と政治・権力,法の諸形式 6.法,法学とは(2):法の理念・目的 7.法,法学とは(3):法の解釈とは? 8.法を学ぶために:論理的思考力,文章の書き方など |
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