2006年度上智大学シラバス

2006/03/08更新
◆開発の社会学 - (前)
船津 鶴代
○科目サブタイトル
東アジアにおける発展論の現在
○講義概要
本講義では、東アジア地域(北東アジア及び東南アジア)を対象とする開発と社会変動の分析枠組みについて取り上げる。かつてグランド・セオリーの時代には「途上国」社会を一括りにした変動論が主流を占めた。しかし現在の「途上国」分析の枠組みは、それぞれの地域の特徴を踏まえて、より精緻化されたものになっている。本講義では、その理論的変遷を踏まえながら「グローバル化」論、「開発主義」論など近年の議論をフォローする。受講者には、知識を整理するための中間試験と、各自がテーマ設定した期末レポートの提出が要求される。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(10%)、レポート(50%)、中間試験(20%)
○テキスト
初回授業で指定する。
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1講義の進め方、開発と発展の意味の違いについて
2近代化論とその特徴
3近代化論(続き)
4従属論とその特徴
5世界システム論とその特徴
6グローバル社会論
7社会発展の固有性、内発性への注目
8開発主義論
9東アジアにおける発展の諸相
中間試験(受講者の予定によって日程を決定する)
10東アジアにおける発展の諸相
11東アジアにおける発展の諸相
12レポート作成に関するテーマ設定
13レポート作成に関するテーマ設定

  

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