2006年度上智大学シラバス

2006/09/04更新
◆社会福祉経営論 - (後)
島津 望
○科目サブタイトル
社会福祉に必要な経営学の基礎知識
○講義概要
人びとが共通の目的を達成するために集まり、共に行動するとき、そこに組織というものが成り立つ。こうした点から、社会福祉の事業も組織を形成しているわけだから、経営学の対象として捉えられる。経営学とは、こうした組織の仕組みを科学的に解明する学問である。組織を構成する個々人の問題や、組織が社会的にどのような役割を果たすのか、などがその内容である。
この授業では、企業を主なモデルとして発展してきた経営理論を紹介しながら、これらの理論を社会福祉にどのように応用するかという点についてもディスカッションしながら進めたい。
○評価方法
授業参画(40%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
○テキスト
テキストに沿って授業をおこなうので、テキストは必ず購入すること。
田尾雅夫・ほか『はじめて経営学を学ぶ』 ナカニシヤ出版
○参考書
野中郁次郎『経営管理』日本経済新聞社(日経文庫)1983年
日本経済新聞社編『やさしい経営学』日本経済新聞社(日経ビジネス人文庫)2002年
小倉昌男『小倉昌男 経営学』日経BP,1999年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1経営学について
2経営戦略(テキスト1)
3ネットワーク(テキスト3)
4組織デザイン(テキスト4、6)
5組織文化(テキスト5)
6キャリア(テキスト7)
7リーダーシップ(テキスト8)
8モチベーション(テキスト9)
9組織学習(テキスト11)
10非営利組織の経営(テキスト12)
11製品・サービスの創造(テキスト13)
12経営組織の社会的活動(テキスト15)
13まとめ

  

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