2006/02/20更新
○科目サブタイトル |
Friedrich Weissensteiner: Die Frauen der Genies を読む。
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○講義概要 |
フリードリヒ・ヴァイセンシュタイナー『天才の妻たち』を読む。本書で採りあげられている女性たちの多くは、望むと望まざるとに関わらず、自分たちのキャリアを放棄して、夫の創造的天才にひたすら献身している。後世の伝記作家たちはしばしば、彼女らを無視するか、あるいは「悪妻」として描くが、妻たちは夫の圧倒的な存在の文字通り日陰となって、その生涯の記録もごくわずかしか残っていないのが実情である。本書は、妻たちの立場から6人の天才たちの生涯を再構成するもので、2001年に刊行されドイツ語圏で高い評判を呼んだ。前期の授業では、まず今年生誕250年のモーツァルトの妻コンスタンツェの章を読み、続けてクリスチアーネ・ゲーテ=ヴルピウスに進む予定。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(30%)、後期学期末試験(授業期間中)(30%)
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○テキスト |
Friedrich Weissensteiner "Die Frauen der Genies" Piper, 2004
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○授業計画 |
1 | 初回に授業の進め方について説明しますが、基本的に、テキストを訳読していきます。 最初にConstanze Mozart |
2 | 続いて Christiane Vulpius-Goetheの章を読みます。 |
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