2006年度上智大学シラバス

2006/02/27更新
◆英語科教育法Ⅰ - (前)
永盛 一
○講義概要
日本における英語教育の歴史、論争、理念などを振り返りながら、これからの英語教育がどうあらねばならないのかを考えていく。同時に毎回dictationをおこない、listenig,writingの能力の向上をはかる。dictationの内容は英字紙などに載っている英語教、外国語の学び方などについての記事を用いる。また英文で書かれた本1冊読んでレポートを書いてもらう。
○評価方法
レポートを2つとdictationの3つを総合して決める。どれ何%とは具体的には言えないが、いずれが悪くても不合格になる。
○テキスト
永盛 一『英語の教育』 大修館書店
○参考書
Elizabeth Gray Vining『Windows for the Crown Prince』Tuttle
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1Introduction
2英語教育の歴史、蘭学の時代、蘭学から英学へ
3英学の時代、明治前期の英語教育
4明治後期の英語教育、明治時代の教授法
5大正時代の英語教育、昭和初期の英語教育
6英語科廃止論、戦中の英語教育
7戦後の英語教育
8英語教育の理念
9英語教育論争、大正時代の論争
10昭和初期の論争
11学習指導、教案のつくり方
12英語学習法

  

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